出展効果を高めるブース作りの秘訣

費用対効果が高く、来場者が集まるブース作りには押さえるべきポイントがいくつかあります。ここではそのポイントについて見ていきましょう。

ブースの存在は、人の出会いで言えば第一印象です。来場者とのコミュニケーションの一つでもありとても重要です。来場者にどういう印象を持って帰ってもらいたいか、会社のイメージ、製品のイメージをどうアピールするか、出展を通じて信頼感を構築できるブース作りを目指しましょう。

会場内ブース動線

  • 会場動線に対してロゴサインの位置は適切か
  • 製品や商談スペースのレイアウトは適切か   など 

ブース内動線

  • 来場者が展示品を見やすいレイアウトになっているか
  • 運営に適した展示スペース、商談スペースが確保されているか
  • スタッフ同士の連携が取りやすいか      など

製品展示の位置、向き、置き方、見せ方など来場者目線で検討します。
触れてもらいたいのか、体験させたいのか、高級感のある見せ方にしたいのかなど、商談につながる為の“魅せ方”を考えましょう。必要に応じて、什器の素材感や質感なども施工会社に確認をしながら進めましょう。

製品の展示、陳列にどれくらい時間がかかるかを逆算して考えましょう。
例えば、消費財、雑貨関連などの展示であれば、会期前日の搬入で十分でしょう。
しかし、大型機械などの場合は搬入設置だけでなく、調整作業にも時間がかかります。ブース装飾と搬入出作業のタイミング調整も重要です。

施工会社と相談して、スケジュール表を作成しましょう。
日本と比較すると、海外は締切に対して厳しく、期限をすぎると追加料金が発生することもあります。締切を厳守しましょう。
発注期限、事務局への申請関連の締切、出展製品の搬入出など、スケジュールを作成したら関係者全員で共有しましょう。

一つの目安として参考までに、会期までのスケジュール表を載せます(医療機器関連の展示会)。もちろん、出展製品や展示会によってスケジュールは変わってきます。

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