装飾会社決定までの流れ

出展効果を最大限に高めるためにも 、ブースデザインは非常に重要です。
見本市のブース装飾を手掛ける専門会社にデザインをお願いしましょう。
ここではどういった流れでブース装飾会社を決定し、ブースデザインの方向性を決めていくのか、大まかな流れをご紹介します。

1. 候補の会社を決める

実績、業務内容、得意分野などからいくつかの会社に絞り込む。
2、3社程度が良いでしょう。

2. オリエンテーション

出展製品について、小間位置、デザインに対する要望、ご予算などを踏まえ、候補の装飾会社と打ち合わせを行いましょう。装飾規約(高さ制限など)もこの時に伝えておきましょう。装飾規約は通常、出展者マニュアルに記載されています。

2〜3週間

3. デザインの提案

2の打ち合わせに基づいて各社からデザイン案を提示してもらいます。

4. デザインの審査

最も意向に沿ったデザイン案を選定します。

5. 装飾会社の決定

決定した装飾会社に決定の旨連絡をしましょう。
採用に至らなかった会社にも連絡をしましょう。

Point !

地域における施工実績

経験値はとても重要です。展示会事務局の対応、施工方法などには国、地域によって様々な“癖”があります。その“癖”を知っているかどうかが、スムーズに準備を進め、会期を無事迎える為の重要な鍵となります。見本市開催国での施工実績のある会社が望ましいです。

 

海外向けのデザインが出来るかどうか

例えば、日本でよく見られる説明パネルなどを中心とした、文字情報だらけの展示手法は海外では好まれません。また、展示会は自社ブランディング構築の場、ファン作りの場として認識される傾向が日本よりも強く、来場者の目も肥えています。製品がごちゃごちゃと置いてあって、文字情報で埋め尽くされたブースは見向きもされません。
受け入れられやすい空間デザインというものが海外見本市には存在します。自社や製品のことをしっかりと訴求出来る洗練された空間作りを目指しましょう。

装飾会社の強み

各装飾会社によって様々な特徴を持っているものです。東南アジアに強い会社、欧州に強い会社、マーケティングに強い会社、ビジネスマッチングも手掛けている会社など、それぞれの会社の特徴や強みがあります。
御社の出展目的と照らし合わせ、御社にとってのメリットも検討材料としましょう。

出展者マニュアル(Exhibitor Manual) について
出展社マニュアルに記載される主な項目
  • 展示会概要(会場住所、会期、会場へのアクセス方法など)

  • ブース設営・撤去、展示品搬入出、通電などの時間帯
  • 出展規約
  • ブース装飾規約(高さ制限、開口規約など)
  • 車輌証、施工者証の入手方法
  • ブース一次工事関連(電気、天吊、水道など)オーダー方法
  • 指定業者リスト(グラフィック、照明、輸送関連、リース備品、映像機器、ネット回線、クリーニング、ごみ処理など)

  • 施工許可図面申請について
  • 入館証(出展証や入場証)の入手方法
  • バイヤーズカタログの入稿関係 など

展示会によって記載されている場合のあるもの
  • 併設イベント、セミナー、シンポジウムなどの案内
  • ビジネスマッチング
  • 広告の申し込み

  • ケータリングサービス など

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